指導者の紹介
弦楽器
中村 美穂 なかむら みほ(1STヴァイオリン・運営委員)

武蔵野音楽大学卒業。
金倉英男、中島郁子の各氏に師事。
在学中、学内コンサートにてバッハのドッペルコンチェルトのソリストを務める。同大卒業後、北九州新人演奏会に出演。東京において中島氏の主催するコンサートに出演。同年別府においてリサイタルを行う。以後ソロ活動室内楽の演奏活動を始める。95年九州サマーフェスティバルにおいてソリストとして出演。97年ウィーンの風コンサートに出演し、アドリアン・コックス氏と共演する。翌年3月ウィーンにて同氏と再び共演。下関女子短期大学音楽科非常勤講師を経て、大和青藍高校非常勤講師等後進の指導に当たる。北九州音楽協会会員、響ホール室内合奏団団員。
松隈 啓志 まつくま ひろし (2NDヴァイオリン)

3歳よりヴァイオリンを徳久秀幸氏に師事。
山口芸術短期大学で石井志都子、故 石井洋之助両氏に師事。
卒業後、故 松村英夫氏に師事。現在、後進の指導をする傍ら演奏活動を行う。
宗像フィルハーモニー管弦楽団コンサートマスター。
加治 誠子 かじ さとこ (チェロ)

89年、武蔵野音楽大学卒業。同大学卒業演奏会、新人演奏会出演。
在学中より同大学音楽教室の助手を務める。
90年よりウィーン留学。コンセルヴァトリュームにてD・アウナー氏に師事。
在学中、ヨーロッパ各地での音楽祭に参加。ウィーンアッシジ教会にてパイプオルガンとのコンサートを行う。
93年帰国後、東京・福岡を中心にソロ・室内楽で活躍。
94年、九州交響楽団とハイドンのチェロ協奏曲の共演を皮切りに毎年チェロリサイタルを行う。
演奏活動と共に地域の福祉にも力を入れ、これまでに田川市より三度の感謝状を受ける。
現在、福岡県を中心に演奏活動の傍ら後進の指導に当たっている。響ホール室内合奏団のメンバー、北九州市ジュニアオーケストラ指導者。
故 清水勝雄、J・バイロフ、D・アウナーの各氏に師事。
杉上 あつこ すぎうえ あつこ (コントラバス)

滋賀県出身。
滋賀県立石山高等学校音楽科卒業。京都市立芸術大学音楽学部卒業。京都市交響楽団元首席西出昌弘氏に師事。
在学中より京都市交響楽団をはじめ関西の主要プロオーケストラで研鑽を積む。
同大学演奏優秀者に与えられる卒業演奏会のソロ出演者に選出される。滋賀県新人演奏会に出演し、好評を博す。
1981年九州交響楽団入団。
同団を経て、現在九響客演をはじめ各地のプロオーケストラ、室内楽、ソロ等多方面で活躍中。
2014年からシンフォニエッタ福岡のメンバーとしてヴェローナ、ヴェネチアを始めとする北イタリア各地で現地の著名な奏者たちと共演し、親交を深める等国内外での活動の幅を広げている。
精華女子短期大学 弦楽講座講師。精華女子短期大学コミュニティオーケストラ テクニカルアドバイザー。福岡市立西陵高校オーケストラ部トレーナー他福岡県高文連の指導等後進の指導も行っている。
シンフォニエッタ福岡、コントラバスカルテット「レディース」メンバー。九州ベースクラブ会員。
木管楽器
森山 仁美 もりやま ひとみ (フルート)

第54回全日本学生音楽コンクール福岡大会中学の部第3位、第56回全日本学生音楽コンクール福岡大会高校の部第1位。
2008年桐朋学園大学演奏学科卒業。
第27回霧島国際音楽祭において、エミリー・バイノン氏のマイスタークラスを修了。
これまでに、第35回フルートデビューリサイタルや、第1回桐朋学園音楽部門九州・山口新人演奏会、世界の名チェリスト堤剛と桐朋の新しい風、西日本新人演奏会等に出演を果たす。
また、2010年日本演奏連盟主催「森山仁美フルートリサイタル」を行い好評を博す。
2011年北九州芸術祭クラシックコンサート激励賞受賞。
現在は演奏活動を幅広く行う他、後進の指導にも力を注いでいる。
島村楽器、JEUJIAフルート講師。
Harmony wingsメンバー。Pour Toujoursメンバー。
これまでにフルートを惠田拓、脇坂みどり、一戸敦、瀬尾和紀、白尾彰、峰岸壮一、神田寛明、室内楽を高野成之、北村薫、有田正弘、小澤英世、三輪郁の各氏に師事。
井上 美和 いのうえ みわ (オーボエ)

福岡女学院高等学校音楽科、京都市立芸術大学音楽学部卒業。
第29回九州サマーフェスティバル公演にて九州交響楽団とモーツァルトの協奏曲を共演。
北九州室内管弦楽フェスティバル・長州音楽祭等、多くのオーケストラと協奏曲を共演。
アコール・ド・フクオカ演奏会を第1回~第4回まで主催・出演。
九州と関西のオーケストラや室内合奏団に参加。
西川 和已 にしかわ かずみ (クラリネット・運営委員長)

武蔵野音楽大学音楽学部器楽科卒業。
北九州を中心に、吹奏楽の指導や室内楽の演奏活動を行う。
現在、北九州市民吹奏楽団コンサートマスター、北九州音楽協会会員、九州吹奏楽連盟北九州支部常任理事。
松川 久美子 まつかわ くみこ (クラリネット)

北九州市出身。愛知県立芸術大学音楽学部、マーストリヒト音楽院(オランダ)修士課程を修了。
第1回クラリネットアンサンブルコンクール第2位、第44回北九州芸術祭にてグランプリを受賞。同年ベルギー、アルデンビーゼン古城音楽祭に招待されコンサートを行う。第145回日演連推薦新人演奏会にて九州交響楽団と共演。インターナショナルサマーアカデミー・ウィーンにてマルティヌー賞を受賞。
2011年から2年間、ロイヤルフレミッシュフィルハーモニー(ベルギー)のアカデミー生として研修を積む。
これまでにクラリネットを、小田美代子、藤井一男、黒岩義臣、原田綾子、Roeland Hendrikxの各氏に師事。
現在福岡を中心に、フリーのクラリネット奏者として、オーケストラ、室内楽、ソロなど幅広く活動中。
永江 恵子 ながえ けいこ(ファゴット)

福岡女学院高校音楽科、大阪芸術大学演奏学科卒業。ウィーン及びミュンヘンにて研鑽。
日名弘見、M・トルコヴィッチ、K・トゥーネマン、M・ヴェルバの各氏に師事。
北九州新人、西日本出身新人演奏会に出演。NHK洋楽オーディションに合格しNHK-FM“午後のリサイタル”に出演。大阪・神戸・奈良でチャペルコンサート・ジョイントリサイタル・室内楽を多く開催。アルカディア室内管弦楽団の団員として1995年文化庁優秀舞台芸術奨励賞公演に選ばれる。2001年兵庫県芸術奨励賞受賞。
また、演奏活動の傍ら吹奏楽・室内楽等の指導にも当たる。
現在、大阪芸術大学、大分県立芸術文化短期大学講師。ドルチェミュージックアカデミー講師。
九州室内管弦楽団、アルカディア室内管弦楽団、アンサンブル“ミュセ”のメンバー。
金管楽器
橋間 法子 はしま のりこ (ホルン)

福岡県立若松高等学校を卒業。熊本音楽短期大学(現 平成音楽大学)専攻科を卒業。
在学中、熊本新人演奏会、北九州芸術祭に出演。
ホルンを中野行倫、今瀬康夫、柏尾剛德、各氏に師事。
北九州市消防音楽隊、福岡市消防音楽隊を勤務した後、フリーランスでの演奏活動や後進の指導にあたる。
安部 志穂里 あべ しおり (トランペット)

2008年くらしき作陽大学音楽学部音楽学科特待生として入学。
これまでにトランペットを河辺のぶ子、本村孝二、杉木峯夫、神代修の各氏に師事。
ハンス・ガンシュ、エリック・オービエ、ガボール・タルケビ等海外有名者より指導を受け研鑽を積む。
坂本 かおり さかもと かおり (トロンボーン)

福岡県出身。中村学園女子高等学校卒業。
武蔵野音楽大学音楽学部器楽科(トロンボーン専攻)卒業。
97年より7年間中村学園女子高等学校音楽非常勤講師。
97年よりヤマハ登録講師。
現在フリー奏者としても活動中。
打楽器
村岡 慈子 むらおか ちかこ (パーカッション・運営委員)

くらしき作陽大学卒業。
第23回中国新人演奏会出演。打楽器の可能性を探るべく、ソロからオーケストラまでのびのびとした演奏活動を行っている。
また、パーカッションアンサンブル等の作・編曲も手がけ、そのテーマや見た目にも面白い作品に定評がある。
「ボディーパーカッション」や「手作り楽器(リサイクル楽器)」などの身近なものを使ったワークショップでは、親と子のコミュニケーションをテーマにした子育て支援の活動や、打楽器の認知活動を積極的に展開。教育現場等での活動も行っている。
また、民話などを題材にした、お話と音楽のユニット「語音(かたりね)」のメンバーとしては、国内のみならず海外での公演も多数行う。
劇団四季「ライオンキング」等ミュージカルや演劇にも多数出演。
2006年のリサイタルでは、歌人「柳原白蓮」の一生を綴った音楽物語を作曲・初演し、好評を博した。